Dr.Frederick.W.Brockの知恵と業績(1-1)
フレデリック・W・ブロック(*1)は他の誰よりも斜視のことを理解していた。しかし、視覚に携わる専門家はほとんどが彼の業績のことを全く耳にしたことがない。
もしその名前を認識しているとするなら、それはおそらくブロックストリングからの連想においてだろう。
私が初めてブロック博士の名前を聞いたのも、ブロックストリングを介してだった。
私は48歳で、検眼士のビジョンセラピーを受ける患者で、乳児の頃から内斜視を持っていた。私は子供の時に3回手術を受けたが、眼を交代して使っていて、立体視はできなく、周辺視野の感覚は育っていなかった。
これら全てが変わったのは、私の検眼医であるテレサ・ルッジェーロによるビジョンセラピーを受けてからだった。ブロックストリングや他のビジョンセラピーの持つ力に魅せられて、ブロック博士のことをもっと知りたいと思ったが、彼の著作の多くは得るのが難しかった。。例えば、彼はビジョントレーニングの一連のマニュアルを1940年代から1950年代の"Optometric Weekly"(*2)で発表している。私はマンハッタンのSUNY検眼大学まではるばる渡航し、労力を割いてブロック博士の論文一式をコピーしたのだった。
(続く)
*1 Frederick.W.Brockのこと。彼は自分で自分の斜視を手術無しで治してしまいました。
*2 当時でていた雑誌の名前。
原文は下のサイトで見れます。
拙い学生の訳文ですので、気になった方は是非、原文をお読みになってください。